閉じる

桜と抹茶、ゆったり堪能 日本庭園を一般公開 石巻・森芳春荘

ソメイヨシノが満開となった庭園を散策する来場者

 石巻市新橋にある森消化器内科外科に隣接する日本庭園「森芳春荘(もりほうしゅんそう)」が13日、一般に公開された。園内のソメイヨシノがちょうど満開で、来場者が庭と桜の共演を楽しんでいた。

 庭園は病院横の院長宅にあり、広さ約3300平方メートル。ニシキゴイが泳ぐ池の周囲に約50種類の樹木や季節の花々が植えられ、森芳正院長(75)が毎年春と秋に一般公開している。近年は新型コロナウイルス禍のため中止が続いており、一般公開は2019年以来という。

 この日はソメイヨシノ、エドヒガンなどの桜が見頃となり、多くの人が訪れた。数寄屋造りの母屋では茶会もあり、来場者が庭園を眺めながら抹茶をじっくり味わっていた。

 来場者に庭の見どころを紹介していた森院長は「コロナによる中止を経て、久々に訪れてくれた人も多かった。みなさんが春を楽しんでくれたようで良かった」と話した。秋の庭園公開では、紅葉のライトアップを予定している。

関連リンク

石巻かほく メディア猫の目

「石巻かほく」は三陸河北新報社が石巻地方で発行する日刊紙です。古くから私たちの暮らしに寄り添ってきた猫のように愛らしく、高すぎず低すぎない目線を大切にします。

三陸河北新報社の会社概要や広告などについては、こちらのサイトをご覧ください ≫

ライブカメラ