宮城県内で今年発生した山岳遭難が11月末現在で37件となり、直近の10年で最も多くなった。身近な山で山菜やキノコを採るため遭難するケースが多発しており、県警は防寒対策や携帯電話の充電といった準備を整えるよう呼び掛けている。
遭難の件数と人数の推移はグラフの通り。9月で既に、過去10年で最悪だった2018年の28件を上回った。遭難したのは44人。うち6人が死亡し、5人が重傷、4人が軽傷を負った。
死亡した6人のうち、3人の死因は低体温症で、いずれも山菜、キノコ採りのため入山した人だった。
場所は船形連峰10件(19年3件)、二口山塊4件(同1件)といった仙台圏に近い山が増加。「その他」として集計している里山なども15件(同8件)と増えた。栗駒山系5件(同8件)、蔵王連峰2件(同5件)は減った。
新型コロナウイルスの感染拡大により、山岳関係団体が登山の自粛や県境をまたがない日帰り登山から始めることなどを呼び掛けた影響があるとみられる。
県警によると、遭難した人の中には、携帯電話の充電が十分でなかったため、衛星利用測位システム(GPS)で居場所を調べることができず、捜索に時間を要した例があった。軽装で防寒着や雨具、非常食を持たない人や、夜明けとともに再び奥地に向かい、犠牲になった人もいたという。
県警地域課は「事前の準備が不十分とみられるケースもあった」と指摘する。
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