三本締めで豊漁願う 魚市場で初売り手締め式 岩手・大船渡

初競りを前に、大船渡市魚市場に水揚げされたイワシ=4日午前7時35分ごろ

 岩手県大船渡市魚市場で4日、新春恒例の初売り手締め式があった。昨年は主力のサンマやイサダが軒並み振るわず、深刻な不漁に見舞われた。仲買人や魚市場、市の関係者ら約100人が景気よく手を打ち鳴らし、今季の豊漁を願った。
 午前6時すぎから地元の定置網船が入港。サバやイワシなど計168トンが水揚げされ、今年最初の競りにかけられた。
 県水産技術センターによると、市魚市場の2020年の水揚げ量は前年比14・9%減の3万353トン。主力魚種の不振が響いた。ただ高値で取引されため、金額は7・0%増の52億8975万円となった。
 このうちサンマは6236トン。20年ぶりに1万トンを割り込んだ前年とほぼ同水準にとどまったが、水揚げ量本州一の座は維持した。
 市魚市場の千葉隆美社長はあいさつで「昨季は業況に恵まれず、厳しい年だった」と振り返り、仲買人らと三本締めをして水揚げ量の好転を期待した。

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