<アングル宮城>赤と緑、航海見守る 七ヶ浜・花淵灯台

回転しながら赤と緑の光を放つ灯器。灯台最上部の灯室に設置され、薄暗くなると自動的に点灯し、夜が明けると消える
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 眼前に太平洋が広がり、松島湾から仙台港までを一望できる。宮城県七ケ浜町花渕浜の花淵灯台は、仙台塩釜港に入出港する船などの目印として1964年に設置され、毎夜赤と緑の光で航海の安全を見守る。
 海面高は約63メートルで、光は約30キロ先まで届く。宮城海上保安部(塩釜市)の宮里宰交通課長によると、灯台は一般的に白く光るため、赤と緑の2色で点灯するのは全国で4基だけという。
 宮里課長は「毎日休まず働いてもらっている」と仙台塩釜港の番人をねぎらいつつ、「東北唯一の国際拠点港湾で、明かりを消すわけにいかない」と力を込める。灯台職員が灯台守と呼ばれた時代から受け継ぐ「守灯精神」をのぞかせた。
(塩釜支局・高橋公彦)

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