接骨院運営やスポーツトレーナー業務に当たる会社「よくする」(仙台市)が、3月から中国・上海市でスポーツトレーナーの育成に乗り出す。同市のスポーツ関連企業の上海名勲体育文化発展有限公司(ウイングススポーツ)と提携し、リモート講義を実施。けがをしない体づくりや負傷時の処置法を指導し、トレーニング環境の向上を支援する。
よくするは1990年設立の鈴木接骨院(仙台市泉区)が母体となってできた会社で、現在接骨院など9店舗を運営。2011年からプロバスケットボールチーム、仙台89ERSのオフィシャルトレーナーを務め、19年からはサッカーJ1ベガルタ仙台のユース・アカデミーのトレーナー業務に携わる。
今回の構想は、スポーツ人口が急増する一方、体を適切にケアする人材が不足しているという中国の事情を踏まえて膨らんだ。
ウイングス社が、観光プロモーションを手掛けるVISIT東北(宮城県丸森町)のグループ会社、日中BHEコミュニケーションズ(同)の仲介でプロチームでの経験も長いよくするに注目、連携先に選んだ。
講義は3カ月単位。トレーナーの実践やアスリートケア、望ましい栄養摂取をテーマに、よくするが1本45分の講義動画を25本作り、現地で中国語訳を付けて紹介する。スポーツ関連の大学、専門学校の教員ら500人規模の受講が見込まれているという。
リモート展開の事業計画は新型コロナウイルス禍の前からあったが、感染拡大の影響で当初予定から遅れ、事業開始は3月からとなった。今月8日、契約調印式が泉区のよくすると上海のウイングス社をオンラインで結んで行われ、日中BHEコミュニケーションズを加えた3社が協力を誓った。
ウイングス社の王炯(ワンシュン)代表(43)は調印後の取材に「トレーナーの養成は、競技関係者の就労機会拡大にもなる。長く事業を続けたい」と意欲を示した。
よくするの鈴木盛登社長(48)は「指導者層に学んでもらうことで、次世代の子どもたちの健全育成につなげるのが目的。心身ともに元気な人が増えて笑顔の輪が広がるよう、これまで培ったノウハウを生かしたい」と語った。
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