福島県、県外避難者のワクチン接種に懸念 国に情報提供要請

 福島県は19日、政府に新型コロナウイルス感染症対策の緊急要望をした。全国に3万人近くいる東京電力福島第1原発事故の県外避難者も円滑にワクチンを接種できるよう、実務を担う市町村と県への速やかな情報提供と十分な財政支援を求めた。

 内堀雅雄知事がウェブ会議で平沢勝栄復興相らに4項目の要望を伝えた。内堀知事は取材に「再三お願いしているが、ワクチン接種の段取りや人員のモデルケースも明確に示されていない。一日でも早く情報をもらえれば、より準備がしやすい」と述べた。

 接種に必要なクーポンを住民票をベースに配布する場合、県外避難者には転送といった追加の手続きが必要になると指摘。「早めの制度設計をしないと(接種が)周りの住民よりワンクッション、ツークッション遅れる可能性がある」との懸念を示した。

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