十和田市現代美術館、オンラインで有料公開 コロナ下の新たな収益に

VRで再現された十和田市現代美術館のアナ・ラウラ・アラエズ作「光の橋」(アートローグ提供)

 十和田市現代美術館の常設作品が21日午前10時から、オンラインで有料公開される。仮想現実(VR)技術で館内を再現し、鷲田めるろ館長や学芸員の解説をビデオで見ることができる。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、美術館の新たな収益源創出を目指す文化庁の事業に協力した。

 文化庁の委託を受けた美術情報サイト運営企業アートローグ(大阪市)が、住宅測量の技術を応用し館内を撮影。常設の38点のうち10点のデータを集めた。うち6点には解説ビデオを用意。同社の専用サイトにメールアドレスなどを登録し、200円を支払うと48時間視聴できる。

 広角画像にゆがみが出るといった技術的限界はあるものの、同美術館は大型作品が多く、VRは建築空間との関係性をうまく演出できる利点があるという。鷲田館長は「魅力を伝えるツールの一つとして機能することを期待したい」と話す。

 専用サイトは同美術館のホームページから2月21日までアクセスできる。連絡先はアートローグ06(6467)8656。

河北新報のメルマガ登録はこちら
新型コロナ関連

企画特集

先頭に戻る