奇習「カセ鳥」、今年は中止 山形・上山

山形県上山市の伝統行事「カセ鳥」=2017年2月11日(市観光物産協会提供)

 山形県上山市民俗行事加勢鳥保存会は、同市で毎年2月11日に行う旧正月行事「カセ鳥」の中止を決めた。新型コロナウイルス感染が拡大していることを踏まえた。

 カセ鳥は、わらで編んだみのをかぶり鳥に扮(ふん)した若者が「カッカッカー」の掛け声とともに市内を踊り回る伝統行事で、防火や商売繁盛などを願う奇習。

 江戸初期に始まり、日清戦争などの影響で明治期以降に途絶えたが、1959年に当時の市民や郷土史家によって再開された。再開後の中止は初めて。

 事務局の市観光物産協会は「実現に向けて粘ったが、苦渋の決断をした」と説明した。

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