<アングル宮城>復興へテークオフ 松島基地・ブルーインパルス

ブルーインパルスの正式部隊名は松島基地所属の「第11飛行隊」。機体を青と白に染めたT4練習機がスモークを出しながら大空を上昇する
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 ジェット機が横切った真っ青な空に白い模様が描かれた。航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が東日本大震災を乗り越え訓練に励む。
 所属する松島基地(東松島市)は震災で2メートルの津波に襲われた。飛行チームはイベントで福岡県に展開していて難を逃れたが、待機中の「ブルー」1機を含めた基地内の28機が全て水没した。
 惨状を目の当たりにして「このまま空を飛んでいていいのか」と、当時の隊員たちは思い悩んだという。だが、震災から5カ月後、三沢基地(三沢市)を離陸した機体が東松島の上空に現れると地元住民から大きな歓声が湧いた。
 山形県三川町出身で第13代飛行隊長の遠渡祐樹2佐(41)は「今は新型コロナウイルスの影響で出番が少ないが、いつでも元気と笑顔を届ける準備はできている」と話す。飛行チームは整備員ら多くの隊員に支えられ、力戦奮闘の日々が続く。(写真部・庄子徳通)

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