宮城の住宅被害 8市町273戸に けが60人

 宮城、福島両県で最大震度6強を記録した13日深夜の地震で、宮城県内では17日も新たな被害が確認された。負傷者は60人。6強の宮城県蔵王町で住宅被害が83戸が判明し、計273戸に拡大した。被害が集中した同県山元町では特産のイチゴに関連する農業被害も確認され、概算被害額は64億円を超えた。

 県の午後1時現在のまとめによると、負傷者は17市町村の60人(重傷6人、軽傷54人)。仙台市の30人が最も多く、同県大崎市5人。同県登米、同県白石両市が各4人と続いた。

 住宅被害は8市町の273戸が一部破損。山元町が172戸、蔵王町83戸、仙台市5戸など。

 最大で約2900戸が断水した山元町では17日も復旧作業が続けられたが、約200戸の断水が解消されていない。

 県内の概算被害額は64億3039万円。16日より約13億円増えた。内訳は公共土木施設は41億6200万円で、うち港湾施設の被害は7市町67カ所で36億8300万円に上った。

 漁港施設の被害は8市町34カ所で15億9583万円。農業関係は2億1857万円。山元町ではイチゴのビニールハウスが被災したり、ため池ののり面が崩れたりした。

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