塩釜、多賀城 1万1200戸の断水続く 赤色の水発生、復旧急ぐ

消火栓を開けて復旧作業に取り組む宮城県白石市上下水道事業所の職員=18日午前11時ごろ、宮城県塩釜市芦畔(あしぐろ)町

 13日の地震で仙台市青葉区の大倉川に油が流入し、最大約1万6600戸が断水した宮城県塩釜、多賀城両市では18日午前6時現在、1万1200戸の断水が続く。さびを含む赤色の水が想定以上に発生しており、塩釜市は県内外の自治体などからの応援を含む約60人態勢で復旧作業を続けた。
 応援職員は午前8時半までに塩釜市水道庁舎に集合。市内15水系のうち残る7水系で作業に着手した。佐藤洋生副市長は「赤色の水の発生で作業が進まず、塩釜市だけでは対応できない。市民の自宅の蛇口から今日中に水が出るように協力してほしい」と激励した。
 赤色の水の発生は、断水した水道管に再び水を流したことで、管内に付着したさびが流れ出したことが理由。水を流し続ければ消えるが、管の老朽化などにより除去が長引いている。
 応援職員らは各地の消火栓を開けるなどし、目視で水質を確認した。白石市上下水道事業所から派遣された平間利彦主任は「市民、市役所職員ともに大変な思いをしている。少しでも役に立ちたい」と話した。
 塩釜市は18日午前7時~午後9時に12カ所に給水所を設ける。2600戸の断水が続く多賀城市も、午前8時半~午後9時に9カ所に給水所を設置する。
 両市の設ける給水所は次の通り。
 【塩釜市】塩釜一小、塩釜二小、塩釜三小、玉川小、杉の入小、塩釜二中、塩釜三中、市公民館、市役所本庁舎、市体育館、市温水プール、青葉ケ丘公園
 【多賀城市】下馬公民館、下馬東集会所、新丸山公園、笠神会館、市営大松団地、鎌倉公園、多賀城東小、東豊中、市総合体育館

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