山元・宮城病院 きょう外来再開

再開の準備が整った宮城病院の待合スペース

 被災して休診していた宮城県山元町の独立行政法人国立病院機構宮城病院(344床)は22日、一般外来と救急外来の受け付けを再開する。当面は通常の8割程度の外来患者の受け入れを想定する。

 職員や業者が連日、築約50年の外来病棟の復旧に取り組み、10日目でようやく再開にこぎ着けた。故障した医療機器の代替機をそろえ、配管の破損で水浸しになった診療室や待合スペースを片付けた。

 病院によると、断水は18日昼に解消し、19日に保健所の水質検査で問題がないことが確認された。

 外来病棟の暖房にも使う温水は依然復旧せず、電気ヒーターで代用する。建物の損壊が激しかった救急外来室は引き続き使用不可となる。救急車は正面玄関前で受け入れ、空いている診療室で手当てする。

 大坂雄二管理課長は「完全な復旧はまだだが、一日も早く再開するのが使命との方針の下、職員や業者が一丸となり、復旧に当たった」と話した。

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