30年の人口目標5130 福島・楢葉町 現在と同水準、避難前の6割

 東京電力福島第1原発事故で一時全町避難した福島県楢葉町は1日、今後10年間の町づくりの指針となる町勢振興計画案をまとめた。8日に開会予定の町議会3月定例会での議決を経て、正式に策定される。

 持続可能な地域を目指し、住民との協働や教育環境の充実などを掲げた。移住・定住者の積極的な受け入れや交流人口の拡大策を講じ、将来的な人口減に歯止めをかけながら、地域コミュニティーの維持を図る。

 具体的には、2030年の人口目標を現在の町内居住者数と同水準の5130に設定。避難前の町人口の約6割に相当する。サイクルツーリズムの推進などを通して、年間の観光入り込み客数を19年比25%増の100万人、宿泊客数を20年比20%増の7万人に増やすとした。

 松本幸英町長は「透明性を確保し、町民に分かりやすく情報提供しながら、計画を着実に推進したい」と述べた。

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