伝統と思い出忘れない 宮城・山元、坂元中で最後の卒業式

出発の言葉を述べる佐藤さん(中央)ら卒業生

 今月末で閉校する宮城県山元町坂元中(生徒52人)で最後となる74回目の卒業式があり、3年生11人が巣立った。

 仙台晶子校長が「素晴らしい学校だったことを歴史や伝統と共に伝えてほしい」と式辞を述べた。

 卒業生代表の佐藤晴汰さん(15)が「令和の代替わりやコロナ禍など社会の変化を感じながら、明るく強く過ごしてきた。閉校しても坂元中は私たちの心にある母校。最後の卒業生としての誇りを持って前進する」と出発の言葉を語った。

 2月13日の地震で会場に予定していた体育館が被災し、校舎2階多目的教室で開催した。1、2年生は別室から式典を見守った。

 同町の坂元中と山下中(生徒203人)は新年度、町内唯一の「山元中」に再編される。山下中でも3年生60人が最後の卒業式に臨んだ。

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