「福島、五輪どころでない」 市民団体がJヴィレッジ前で反対訴え

コロナ禍での五輪開催に反対する街頭活動

 東京五輪の聖火リレーが出発する福島県のサッカー施設Jヴィレッジ(楢葉町、広野町)の前で17日、大会開催に反対する市民団体が街頭活動をした。東京電力福島第1原発事故と新型コロナウイルスへの対応を優先すべきだとして「五輪どころではない」と訴えた。

 原発事故の避難者を支援する原発事故被害者団体連絡会と脱原発福島ネットワークが主催し、約30人が参加した。福島ネットの佐藤和良世話人は「いまだに多くの人が避難を続けており、ましてコロナ禍では五輪は必要ない」と強調した。

 参加者は「世界も、福島も、日本もオリンピックどごでねぇ」などと書かれたプラカードを持ち行進。南相馬市から東京に避難した無職山田俊子さん(80)は「五輪のお祝いムードが理解できない。事故をなかったことにしようという無責任さを感じる」と話した。

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