両陛下、宮城を見舞う 県内の住民らとオンラインで

再建した酒店の歩みを語る菅原文子さん(手前)と菅原市長=17日午後3時50分ごろ、気仙沼市役所三日町庁舎(気仙沼総局・鈴木悠太撮影)

 天皇、皇后両陛下は17日、住まいの赤坂御所で、東日本大震災の発生から10年が経過した宮城県内の住民らをオンラインで見舞われた。復興に向かう地域の歩みを思いやり、被災者の心の再生を願った。
 両陛下は村井嘉浩知事、菅原茂気仙沼市長、斎藤俊夫山元町長から復興状況について説明を受けた。ハード面の復旧が進む一方、被災者の心のケアなどの課題が残る現状を心配していたという。
 村井知事によると、両陛下は一人一人を「ここまで大変な苦労をされましたね。これからも頑張ってください」などと慰労。地域コミュニティーの再生といった課題に話題が及ぶと、「まだまだ大変ですね」と心配そうに話に聞き入った。
 村井知事は「両陛下がわれわれに寄り添ってくれているのが、画面上から伝わってきた」と説明。「被災者にもお気持ちが伝わったと思う」と振り返った。
 被災3県へのオンラインでのお見舞いは岩手県に続いて2回目。福島県でも予定している。宮城県は10月に石巻市を主会場に開く「第40回全国豊かな海づくり大会」に、両陛下を迎える準備を進めている。

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