南三陸署の新庁舎完成、22日業務開始 宮城県警

高台に新築された新庁舎

 東日本大震災の津波で全壊し、移転新築した宮城県警南三陸署の内覧会が17日、南三陸町志津川新井田の同署であった。震災から10年を経て、町内で被災した警察施設の復旧が完了した。22日から新庁舎で業務を始める。
 新庁舎は鉄筋コンクリート3階で延べ床面積1969平方メートル。海抜20・4メートルの高台に建設し、南三陸消防署に隣接する。総事業費は約17億5000万円。災害対策で、72時間稼働可能な非常用発電機、屋外にマンホールトイレを設けた。
 内覧会には関係者約50人が出席。小野寺彰彦署長が「新庁舎は地域の治安維持の拠点。住民の期待と信頼に応えるため、警察活動にまい進したい」とあいさつした。
 志津川の塩入地区にあった南三陸署は3階建ての庁舎が津波にのまれ、2011年10月から沼田地区の仮設庁舎で業務に当たっていた。被災した清水駐在所は廃止し、4月から南三陸署の署所在地交番になる。

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