さんさ踊りで全線復旧1年祝う 岩手・宮古の三陸鉄道津軽石駅

三鉄の全線復旧1年を津軽石さんさ踊りで祝う住民

 2019年の台風19号で甚大な被害を受けた第三セクター三陸鉄道(岩手県宮古市)の全線復旧から1年となった20日、宮古市の津軽石駅で、地元の市民団体「津軽石駅にぎわいクラブ」が記念イベントを開いた。

 午前10時11分の上下線の出発に合わせ、津軽石さんさ踊り保存会の13人がさんさ踊りを披露。津軽石小3年の盛合樹希君(9)は「練習通りに踊れた」と笑顔で話した。

 津軽石地区はサケ漁が盛んで、駅舎には布製の新巻きザケのつるし飾りがお目見え。三鉄の復興応援歌「さんてつの笛」を歌う演歌歌手三本木智子さんのミニコンサートもあった。

 白石雅一会長は「三鉄への恩返しの意味を込めた。今後も駅を中心に地域のにぎわいを創出したい」と語った。

 東日本大震災で被災した三鉄は19年3月、全長163キロのリアス線の開業で新たなスタートを切ったが、台風19号により一時は7割の区間で不通になった。復旧区間を順次延ばして昨年、全線で運行を再開した。

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