仙台で飲食店への時短要請始まる 「9時には空にしないと」

午後9時を前にのれんを下ろす「八仙」の引地さん=25日午後8時40分ごろ、仙台市青葉区一番町

 新型コロナウイルスのリバウンド(感染急拡大)を受け、仙台市の酒類提供店に対する時短営業要請が25日始まった。2月上旬までの前回要請より1時間早い午後9時を過ぎると、飲み屋街の明かりは次々消え、人影もまばらになった。

 青葉区一番町の文化横丁の老舗中華料理店「八仙」は午後8時40分すぎ、入り口ののれんを下ろし、看板を消灯した。「9時には店を空にしないと」と、3代目店主の引地雄一朗さん(55)が話す。

 前回の要請では客足が激減した。「苦しいが、感染対策をきちんとして要請に従うことで、安心して来てもらいたい」。9時を回って顔を出した常連に「またお寄りくださいね」と頭を下げた。

 一方、居酒屋で同僚と飲んでいた青葉区の20代男性会社員は「時短の効果があるか疑問。開いているお店を探しに行く」と話した。

 宮城県と仙台市による再要請は午後9時~午前5時に営業しないよう求める内容で、4月12日の午前5時まで。

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