6蔵元の酒かす 違い分かる? 山形の会社、18種発売

発売された「山ノ縁」(手前)と、6蔵の日本酒

 山形市で飲食店4店を展開するジョウセンは、山形県内の6蔵元それぞれの酒かすを使った魚のかす漬け「山ノ縁(えにし)」をオンラインで発売した。同社は「酒かすにも蔵の個性が発揮され、山形の魅力が詰まった商品になった。料理と酒の相性を堪能してほしい」と話している。

 秀鳳酒造場(山形市)加藤嘉八郎酒造(鶴岡市)月山酒造(寒河江市)出羽桜酒造(天童市)米鶴酒造(高畠町)樽平酒造(川西町)の6蔵それぞれの酒かすと調味料を配合したかす床に、サーモン、ギンガレイ、ギンダラを漬け込んだ。酒かすと魚の組み合わせで18種類の味が楽しめる。

 新型コロナウイルスの影響で飲食店の売り上げが落ち込む中、ジョウセンは「蔵元と同様、酒かすにも蔵の特徴が出るのではないか」との仮説を立てた。新たな収益を目指し、半年かけて開発した。

 「山形の食と酒で縁をつなぐ」思いから「山ノ縁」と名付けた。蔵元との橋渡し役を担った酒類販売の北庄武田酒店(山形市)と共同でウェブ店を運営する。6蔵は村山、庄内、置賜の3地方に点在し、地域バランスも取れている。

 ジョウセンの小林亮太社長(36)は「異業種の得意技をそれぞれ生かすことで面白い取り組みが生まれた。飲食店との2本立てで進めていきたい」と語る。かす床に山形牛や庄内豚といった肉を漬け込んだ商品の構想も描く。

 魚の種類で価格が異なる。3切れ入りは2500円から、6切れ入りは7000円から。6蔵の日本酒セット(300ミリリットル6本入り)は7500円。連絡先はジョウセン023(666)6939。

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