「汚染水垂れ流し許さない」 政府放出方針に抗議

「原発汚染水を海に流すな」と書かれたプラカードを掲げる市民有志

 政府が東京電力福島第1原発で発生した処理水を海洋に放出する方針を固めたのを受け、郡山市の市民団体が10日、JR郡山駅前で抗議活動を繰り広げた。プラカードや横断幕を掲げ「原発事故の責任を問わないまま、汚染水の垂れ流しは許されない」と訴えた。
 「原発汚染水の海洋放出に反対する会」などの主催で有志約30人が参加し、往来の市民に協力を呼び掛けたり署名を求めたりした。
 政府は13日に海洋放出方針を正式決定する見込み。参加者は「原発事故と向き合ってきた福島県民として強い怒りを覚える」「漁民が反対するのは当然だ。漁業が成り立たなくなる」などと口々に訴えた。
 海洋放出方針を巡っては、全国漁業協同組合連合会(全漁連)が「絶対に容認できない」との立場を表明。福島県内の市町村議会の約7割が、反対決議や政府に慎重な対応を求める意見書を可決している。
 処理水は、原発の汚染水を浄化処理した水。汚染水に含まれる62種類の放射性物質は十分取り除けるが、トリチウムは残る。

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