日本で生息が確認されていなかった「ナデシコクラゲ」(仮称)が岩手県山田町の海底で採取され、山形県鶴岡市加茂水族館で展示されている。東日本大震災から1年後の海洋調査で回収した空き缶に付着していたのを飼育し、増殖させた。震災発生から10年を経たのを機に一般公開した。
北里大海洋生命科学部(相模原市)の三宅裕志准教授(海洋生物学)の研究グループが2012年3月、震災による流失物と生物の関係などを調査した際、水深1127メートルで空き缶を発見。水槽に入れてプランクトンを与えていたところ、クラゲが育ち、遺伝子解析で種類を特定した。
「ナデシコクラゲ」は、国内で発見例がなく標準和名が定まっておらず、傘の内側中央の口唇がナデシコの花のように見えることから三宅准教授が命名。今年1月ごろから一部の飼育や増殖を任された加茂水族館で、約30匹が傘の直径0・5~2・5センチほどに育っている。
北里大海洋生命科学部はもともと大船渡市の三陸キャンパスにあり、約570人の学部学生と大学院生が在籍していたが、被災後に現在地に移った。三宅准教授は「震災時はちょうど加茂水族館を訪れて大船渡に帰るところだった。三陸の海にはまだまだ研究の種がある。感謝しつつ、復興を見届けていきたい」と話した。
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