経済発展、ライバル福岡に学べ! 仙台の経営者ら「成長会議」設立

キックオフ会合であいさつする守井代表(中央奥)

 地方中核都市の中でも経済発展の勢いがある福岡市と競いながら仙台市の成長を実現しようと、仙台圏の企業経営者らが「仙台成長会議」を設立した。郡和子市長は2月に福岡市を「ライバル都市」と宣言したが、市内総生産や新規開業率はまだ後塵(こうじん)を拝する。まずは福岡市の優れた点を学び、政治・行政を巻き込んだ展開を視野に入れる。
 設立メンバーは経営者や仙台市議、県議ら約100人。足掛かりとして高島宗一郎福岡市長との面談や、官民一体による都心再生事業「天神ビッグバン」を手掛けるデベロッパーとの意見交換を計画する。
 代表に就任した衣類修繕業ビック・ママ(若林区)の守井嘉朗社長は「政治、経済、行政、若手、ベテランが福岡を意識しながら学び合う場にする」と設立の意義を強調。仙台市議会の佐藤正昭元議長は「5年後、10年後に仙台を背負う経営者を育てたい」と話す。
 仙台市青葉区で13日夜にキックオフ会合があった。講演したアイリスオーヤマの大山健太郎会長は「福岡市は起業率が全国一。東北人は失敗を恐れるが、九州人は失敗しても七転び八起きの気持ちを持っている」などと例を挙げ「福岡が仙台に学ぶこともあるが、われわれが福岡から学ぶことの方が圧倒的に多い。福岡に行って刺激を受けてほしい」と促した。

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