カレーパワーでハチクの勢い 産直発のレトルト、改良し発売

やしまやが新たに商品化した「破竹の勢いカレー」

 宮城県丸森町耕野地区特産のタケノコを用いたレトルトカレーを販売する地元の農産物直売所「いなか道の駅やしまや」が、竹にまつわる新たなカレーの開発に力を入れている。タケノコの一種ハチクを入れた「破竹の勢いカレー」を発売し、ほかにも工夫を凝らした商品を用意。多彩なカレーを店の看板にし、新型コロナウイルス下の苦難を乗り越えたい考えだ。

 破竹の勢いカレーは、12年前からの定番商品「感動の一日四尺たけのこカレー」の具材をモウソウチクからハチクに変えた。店主の八島哲郎さん(59)は「モウソウチクのシャキシャキした食感より柔らかく、年配の人にも食べやすい」とPRする。「コロナ下でも元気が湧く商品を作ろう」とアイデアを練った。

 白石市の養鶏業「竹鶏ファーム」の鶏肉をたけのこカレーに使ったパックも販売。竹炭を餌に交ぜる飼育法で知られ、八島さんは「竹が共通しており、シリーズの一種にしたい。肉を変えただけで、通常のたけのこカレーと違った味わいになった。食べ比べを楽しんでほしい」と語る。

 地区外のご当地カレーも店頭に並ぶ。やしまやは南三陸町の「南三陸YES工房」と提携しており、タコなどを具材にしたYES工房の「オクトパス君カレー」を販売する。

 両店のカレーを味わうオンラインイベントが17日に開かれる。参加申込者に商品が届き、パソコン画面の前でそれぞれ実食。両店の主催者や参加者で語り合う。八島さんは「業者同士で助け合いながら、多くの人が好んで食べるカレーの力で、世間の沈滞ムードを少しでも払いのけることができればいい」と願う。

 竹鶏、破竹の勢いカレーは700円、通常のたけのこカレーは600円(いずれも税別)。連絡先はやしまや0224(75)2111。

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