ワクチン案内、仙台市が再送付を検討 「確実に知らせること不可欠」

仙台市役所

 仙台市は16日、市議会臨時会予算等審査特別委員会で、65歳以上の高齢者に新型コロナウイルスワクチン接種券を一斉送付し、コールセンターや医療機関に問い合わせが殺到したため、接種会場や予約方法を詳しく案内した文書の再送付を検討すると明らかにした。
 郡和子市長は「ワクチン接種は関心が高い。高齢者への接種開始に向け、予約方法や会場などを分かりやすく、確実に知らせることが不可欠だ」と述べた。
 当面はワクチン供給量が限られるため、施設入所者以外は、年代別に予約開始時期をずらすという議員の提案に対し、高橋新悦副市長は「80代以上と区切れるなら検討の余地がある。時間のない中で可能かどうか考える」と前向きな姿勢を示した。
 障害者への接種に関しては、横野幸一郎ワクチン接種推進室長が「主な集団接種会場に手話通訳者を配置する。視覚障害者には移動サポートや予診票の代筆も行う」と説明した。
 藤本章副市長は感染拡大を抑えるための人流データの活用に触れ「人流を抑え込むことが感染者数を減らす例証になりつつある。エリアごとの分析は必要な手段だ」と利点を強調した。
 葛岡斎場(青葉区)で遺族らが故人をしのび、大人数で会食する風習が続いている是非を問われ、加藤邦治健康福祉局長は「故人をしのぶ行為を一律に禁止するのは難しい。葬祭業者を通じ、感染拡大防止に向けて働き掛ける」と答えた。
 市は、まん延防止等重点措置の適用に伴う時短要請を踏まえ、5~13日に約5800件の飲食店を訪問したものの、立ち入り検査の実施は約1900件にとどまったことを報告した。

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