陸前高田の新市庁舎完成 来月6日から利用開始

新しい市庁舎7階の展望ロビーから市街地や広田湾を眺める内覧会参加者ら
内覧会で庁舎内を見学する市民ら。床や壁に木材が使われ、温かみのある空間となっている=18日

 岩手県陸前高田市が市中心部に建設していた新市庁舎が完成し、現地で18日、完工式があった。東日本大震災の大津波で当時の庁舎が全壊。長くプレハブの仮庁舎で執務を続けてきた。震災から約10年1カ月が過ぎ、ようやく完成の時を迎えた。
 新しい庁舎は免震構造でコンクリート造7階。高さ約33メートル、延べ床面積約5920平方メートル。事業費約47億円。1階に市民交流スペース、7階に広田湾が見渡せる展望ロビーを設けた。
 式には関係者約80人が参加。戸羽太市長は式辞で「被災した公共インフラの整備がおおむね完成し、震災10年の節目に竣工(しゅんこう)を迎えられた。市民に寄り添い、明るい雰囲気の親しまれる市役所にしたい」と述べた。
 市民向けの内覧会も開催。多くの市民が見学に訪れ、市長室の椅子の座り心地を確かめる姿もあった。
 新市庁舎の利用開始は5月6日。4月末までは仮庁舎で執務を続け、大型連休中に資料や備品を移す。

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