葬儀不参加「人としてなっていない」 仙台・高1自殺、県議が痛烈批判

宮城県議会庁舎

 「非常識。人としてなっていない」。宮城県議会文教警察委員会で21日、宮城工高1年の男子生徒=当時(15)=が2018年8月に自殺した問題の報告書を受け、渡辺拓氏(自民党・県民会議)が学校側の対応を痛烈に批判した。

 報告書などによると、学校側は生徒の死亡後、校長や教頭が一切遺族と接触せず、葬儀にも出席しなかった。校長の遺族への弔問は事案発生から2カ月半後。遺族が知事や教育長に原因調査を求める要望書を出した後だった。

 渡辺県議は「なぜ現場で(弔問すべきだと)声が上がらなかったのか、県教委が指摘しなかったことも問題」と指摘した。伊東昭代教育長は「あってはならないこと。齟齬(そご)があったのかもしれない」と述べるにとどめた。理由について明確な答弁はなかった。

 報告書は自殺の原因を教員の対応を含めた「複合的な作用」と判断し、事後対応も「非難に値する」と結論づけた。

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