ワクチンの一般接種、宮城で始まる 浦戸諸島の80人に

浦戸で始まったワクチン接種

 宮城県塩釜市の浦戸諸島で23日、新型コロナウイルスワクチンの集団接種が始まった。4島に住む16歳以上の312人のうち、5月16日までに9割近くが2回の接種を受ける見込み。県内で高齢者と医療従事者以外の接種は初めてという。

 会場は野々島の浦戸諸島開発総合センターで、初日の対象は野々島と桂島の石浜地区の住民計約80人。持病などに関する医師の問診後、接種を受けた。体調を崩した住民はいなかった。

 島間の移動はチャーター船を活用。センター近くの岸壁には、塩釜消防署の救急救命士ら4人を乗せた消防艇が待機した。

 石浜区長の高橋栄悦さん(63)は「高齢者にうつすのが心配で、65歳未満でもワクチンを打ててよかった。引き続き手洗いなどの対策をしたい」と話した。

 浦戸の高齢化率は3月31日現在で71%。市健康推進課の桜下真子課長は「離島で交通手段が限られる上、誰かが感染すると一気に拡大する懸念もあり、優先接種の方針を決めた。無事に終わらせたい」と語った。

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