【更新】アラバキ中止を主催者が発表 往来の制限など考慮

2019年4月に開かれたアラバキ=宮城県川崎町の国営みちのく杜の湖畔公園

 宮城県川崎町で30日に開幕予定だった東北最大級の野外音楽フェス「ARABAKI ROCK FEST(アラバキ)」について、主催のGIP(仙台市)が24日、中止を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京や大阪などで緊急事態宣言が発令されるなど人の往来制限が求められる状況を考慮した。

 昨年は新型コロナの影響で開催を延期しており、今年の分に集約して実施する計画だった。GIPは専用ホームページに中止の告知と菅真良専務執行役員名による中止理由の説明を掲載。(1)緊急事態宣言発令で人の往来を止める必要がある(2)会場での飲食を自粛しなければいけない-などとした。

 国営みちのく杜の湖畔公園を会場に、5月2日までの3日間の開催を予定していた。国や県の指針に基づき、来場者を5000人に制限した上で、来場者と関係者全員に抗原検査を実施するなどの対策を公表していた。

 宮城県ではコロナの感染拡大が収まらず、「まん延防止等重点措置」が5月11日まで延長となった。川崎町の住民からも大勢の人が町を訪れる事態を不安視する声があり、町議会は4月12日付で開催延期を求める要望書を小山修作町長に提出していた。

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