<スケッチみやぎ>命つなぐ 新たな架橋

完成した尾の崎橋。周辺では防潮堤工事が進む=8日、石巻市長面

 宮城県石巻市長面の長面浦入り口で架け替え工事が行われている尾の崎橋の本体部分が、このほど完成した。県は本年度中の使用開始を目指している。

 橋は全長180メートル、幅約8メートル。東日本大震災の津波で被災した長面地区の災害復旧工事として整備された。今年3月の開通を予定していたが、一昨年の台風19号の影響で橋と接続する道路ののり面が崩壊。現在、その復旧作業が続き、使用開始が遅れている。

 開通後は津波や有事の際の避難路になるほか、長面浦で盛んなカキ養殖の作業などにも利用される。地元の漁業関係者は「旧橋は水面との高さがなく、小さな船でしか長面浦と外洋を行き来できなかった。開通後は比較的大きな船も通れるので、漁のバリエーションが増える」と期待を寄せていた。

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