「新種発見を!」 湯沢市、投稿プロジェクトに東北初参加

植物の写真と種名、撮影場所が表示されたアプリの画面(写真の一部を加工しています)

 世界中の人々が動植物をスマートフォンなどで撮影して投稿する米国発のプロジェクト「シティー・ネーチャー・チャレンジ」に秋田県湯沢市が東北で初めて参加する。投稿期間は30日~5月3日。珍しい動植物は世界中の専門家が鑑定に協力する。地元を取りまとめる市ジオパーク推進協議会は「新種の発見を目指して参加してほしい」と呼び掛けている。

 プロジェクトは動植物の観察記録を集め、分布地図を作ってさまざまな研究に生かすのが目的で2016年に米国で始まった。18年から世界各国で一斉に実施され、国内では東京や福岡県福津市などが参加。今回は世界430都市以上で実施される。

 湯沢市の撮影対象は市内で自然に生息している動物や自生の植物で、ペットや観葉植物は避ける。使用する専用アプリ「アイナチュラリスト」には動植物の種類を自動判別できる機能があり、動植物の画像を投稿すると種名と位置情報が表示される。

 珍しい種については世界の専門家が調べて回答する。5月10日以降、市ジオパーク推進協議会のホームページからのリンクで、投稿件数や確認された動植物の種類などの集計結果や分布地図が確認できる。

 協議会の高柳春希専門員は「SNS(会員制交流サイト)に投稿された画像をきっかけに新種が見つかった例もある。分布地図を作ることで地域の生態系が詳しく分かるようになる」と話した。

 参加無料。スマホにアイナチュラリストをダウンロードし、アプリ内の湯沢市専用ページ「ゆざわジオパーク」で参加登録する。連絡先は市ジオパーク推進協議会0183(55)8195。

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