2019年10月の台風19号で被災した宮城県丸森町内の農地のうち、県による復旧工事が完了した竹谷地区の水田で5日、営農再開式があった。農家は2年ぶりの作付けを喜び、よみがえった農地に田植え機を走らせた。
地区の被災農家でつくる「丸森中央集団転作組合」や県、町などの関係者ら約80人が出席。海川正則組合長が県などへの謝意を述べ、「農地を今後も育む」と誓った。
保科郷雄町長は祝辞で「広い農地が緑で覆われ、農家が額に汗して働く光景は町民の期待感を高め、復旧復興を加速させる」と述べた。田植え機が進むと出席者が拍手を送り、「つや姫」の苗が並ぶ水田を見守った。
耕作が可能となった組合の農地は約13ヘクタール。河川の氾濫で流れ込んだ大量の土砂が撤去され、用水路も修繕された。
組合員は台風時の漂流物や雑草の根を復旧後の土中から取り除く作業を続けてきた。組合員の一人は「稲が育つか不安はあるが、水が入った田んぼを見ると気持ちが前向きになる」と語った。
町内では農地469ヘクタールに被害があり、被災程度が大きかった約210ヘクタールの復旧を県と町が手掛ける。県は約100ヘクタールを担い、竹谷地区を含む87ヘクタールの工事が今春中に完了する見通し。残る地区は来年の復旧を見込む。
中山間地では復旧が進んでいない農地が多く、町は全ての箇所で8月までの着工を目指す。
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