山形県尾花沢市は5月から、市内の小中学校7校で使用する電力を全て再生可能エネルギーに切り替えた。2050年までに二酸化炭素(CO2)の実質排出量ゼロを掲げる「ゼロカーボン都市宣言」の一環。教育現場での取り組みを先行させ、次代を担う子どもたちへ再エネの周知を目指す。
市によると、切り替えの対象は市内の5小学校、2中学校。今月以降は使用する電力の全量を、山形県を中心に設立した地域電力会社「やまがた新電力」が買い取った水力、太陽光発電などの再エネで賄う。
尾花沢小(児童368人)で6日にセレモニーがあり、6年生ら67人が参加。児童代表と菅根光雄市長らが地元特産のスイカを模した発光ダイオード(LED)のライト8個のスイッチを一斉に押し、緑色の明かりをともした。
児童らは同社の担当者から再エネの仕組みなどを学び、「エネルギーの地産地消に取り組みます」との宣言書を菅根市長と読み上げた。高野悠斗君(11)は「いろんな形で電力を生み出せることが分かり、すごいと思った。これからは電気を無駄に使わないようにしたい」と話した。
市内では、かんがい用の新鶴子ダムが水力発電を担っている。菅根市長は「ゼロカーボン時代の主役は今の子どもたち。自然の力を有効活用する大切さに関心を持ってもらい、家庭や職場にも広げたい」と意義を説明した。
市は2021年度に改定を予定する環境基本計画に、公共施設への再エネ導入を盛り込むことも検討している。
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