処理水放出、海外向け情報発信急務 風評「逆輸入」の構図も
東京電力福島第1原発の処理水を海洋放出する政府方針を巡り、海外で懸念や反発の声が相次いでいる。福島県産食品への輸入規制措置は10年にわたって続いており、関係者は風評被害の再燃によるさらなる状況悪化を懸念する。政府の対策は具体化されておらず、識者からは情報公開の徹底を求める声が上がる。
「世界中への…
残り 880文字
関連リンク
- ・東電「トリチウム減衰進む」 処理水放出計画に反映へ
- ・平沢復興相、福島知事と意見交換 処理水の風評対策「考えしっかり聴く」
- ・宮城県、処理水放出巡り意見集約へ 11日に農水・観光業と官民会議
- ・処理水とは? 1日140トン発生、たまる一方
- ・処理水海洋放出を首相表明 「2年後めどに開始」
関連タグ
河北新報のメルマガ登録はこちら最新写真特集
-
朱塗りの南門、原寸大で再現 国特別史跡・多賀城跡 フェンスない姿、3月中旬まで
-
上野―青森間732キロ、かつては26時間… 鉄道網の歩みと盛衰たどる<特集・鉄路の足元@東北 ローカル線の岐路>
-
<鉄路の足元@東北 ローカル線の岐路(1)閑散>100円稼ぐ費用は2万円
-
大崎・洞川院のアート作品 仏教触れる契機に<アングル宮城>
-
棋聖戦第1局2日目 一力遼棋聖が初防衛へ先勝<番記者リポート>
-
仙台発のウサギキャラ「きっこうちゃん」 なぜ縛られ姿? 込められたメッセージとは