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斎藤四郎治(さいとう・しろうじ)―植物研究者(白石市)―郷土の巨樹、国の財産に

 山野を歩き、木々や草花を観察する。白石市の植物研究者として知られる斎藤四郎治(1872~1946年)が見いだした巨樹銘木は、今も国の天然記念物として故郷に息づく。

 斎藤が生まれ育った同市小原地区に立つ高さ約20メートル、樹齢200年超の「ヒダリマキガヤ」も、その一つだ。イチイ科の常緑高木カヤの変種…

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