山形県上山市は、同市の準高地トレーニング拠点、蔵王坊平アスリートヴィレッジに練習後の疲労回復を促す高圧酸素ドームを設置した。市によるとスポーツ施設での導入は東北初。地元在住のスポーツドクターからの寄贈品を活用し、山形県内外からアスリートの誘客につなげる。
導入したのはワールドネットインターナショナル(東京)製の1基で、1056万円相当。幅2・1メートル、奥行き1・1メートル、高さ1・6メートルの長方形で、室内は1畳半弱と最大3人が座って入れる。
室内に酸素を送り込んで濃縮状態にすることで最大1・9気圧まで上げ、体内に酸素を行き渡らせる仕組み。けがや疲労の回復に効果があるとされ、医療関係の他、サッカーJリーグのクラブ、大学駅伝の強豪校なども取り入れている。
標高約1000メートルにあるアスリートヴィレッジは、県と市が2001年に整備した。日本オリンピック委員会(JOC)のナショナルトレーニングセンターに指定され、多くのトップ選手が合宿で利用している。
ドームを寄贈した同市の長岡医院の長岡迪生(みちお)理事長(80)は、同ヴィレッジで各競技の日本代表や強化指定選手の医科学サポートを担う。「アスリートヴィレッジは選手強化に最適な場所だが、高圧酸素によるリカバリー(回復)も不可欠。利用者の拡大や競技力向上の助けになってほしい」と寄贈理由を語る。
ドームは同ヴィレッジ内に昨年7月オープンしたリカバリー温浴施設「高原ゆ」に設置され、6月の利用開始を予定。強化合宿を行うスポーツチームは無料で使うことができる。新型コロナウイルス感染防止のため、当面は1人ずつの利用となる。
「東北のアスリートに強くなってもらえれば」と長岡理事長。市スポーツ振興課の高橋秀典課長は「長岡先生の思いのこもったドームを有効に使いたい。トップアスリートだけでなく、懸命に頑張る高校生らにも開放し、アスリートヴィレッジの魅力を発信したい」と感謝した。
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