東北の梅雨入り、いつ? 5月中なら記録更新

雨がぱらついた仙台市内=19日午後2時30分ごろ

 気象庁は、沖縄から東海にかけての各地域が梅雨入りしたと相次いで発表しました。いずれの地域も平年に比べ5~22日早くなっています。各地域の梅雨入りが早まった理由や東北の梅雨入りの見通しを、気象庁と仙台管区気象台に聞きました。

 気象庁が今年発表した各地域の梅雨入り日を表にまとめました。四国、近畿の両地域は記録が残る1951年以降、最も早い梅雨入りです。

 宮城、山形、福島3県の東北地方南部の見通しはどうでしょうか。仙台管区気象台によると、20日から向こう1週間は前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が続く見込みです。

 東北地方で5月中に入梅すれば記録更新となりますが、気象庁の担当者は「梅雨入りは直近の天気だけでなく、その先の気圧分布なども検討して決めます」と話し、予測は困難だと強調します。

 今年はなぜ入梅が早まったのでしょうか。仙台管区気象台によると、偏西風の蛇行が影響しているそうです。偏西風が中国大陸南部で南、中国大陸東部から東シナ海にかけて北に蛇行しながら日本付近に至っています。暖かく湿った空気が日本付近に入り、前線が発達しやすくなっているといいます。

 梅雨入りが早いと梅雨明けも早いのでしょうか。気象庁によると、梅雨入りと梅雨明けの時期に際立った関連はなく、早く入梅しても例年並みの時期に明けて長梅雨となる可能性もあるとのことです。

 気象庁天気相談所の担当者は「梅雨は農業用水の確保に大切な期間ですが、大雨になりやすいため最新の気象情報に注意してください」と呼び掛けています。

関連タグ

河北新報のメルマガ登録はこちら

企画特集

先頭に戻る