【動画】巨大な「モッコ」岩沼に現る 南相馬を経て東京へ

ロープで操られて会場を周回する巨大人形モッコ

 東京五輪・パラリンピックの公式文化プログラム「東京2020NIPPONフェスティバル」の一環として、「東北復興」をテーマにしたイベントが22日、宮城県岩沼市の千年希望の丘相野釜公園であった。東日本大震災の被災地を巡って東京を目指す巨大人形「モッコ」が15日の岩手県陸前高田市に続いて登場し、被災地からのメッセージを受け取った。

 イベントは「しあわせはこぶ旅 モッコが復興を歩む東北からTOKYOへ」。多くのスタッフが高さ約10メートルのモッコを数十本のロープを使って操り、会場を練り歩くパフォーマンスを披露した。

 モッコは福島県郡山市出身のクリエーター箭内(やない)道彦さんが企画。岩沼市など被災3県の子どもたちがお笑い芸人又吉直樹さん作の物語を聞いて自由に描いたイラストを基に、デザインを創り上げた。名前は「ひょうきん者」を意味する宮城の方言「おだづもっこ」が由来。

 岩沼市の菊地啓夫市長が復興支援への感謝や将来の夢などを書き込んだ市玉浦中生ら約200人のメッセージを、箭内さんに託した。菊地市長は「全国、世界から支援を受けて復興した。この思いを世界中に発信してほしい」と述べた。

 モッコは29日の南相馬市を経て、7月17日に東京のイベントに登場する。被災3県で受け取ったメッセージを基に歌詞が作られ、ラップに乗せて披露されるという。箭内さんは「さまざまな声を一つの歌に紡ぎたい」と意気込む。

 イベントは新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、無観客開催となった。

「モッコ」岩沼に登場

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