竿燈まつり、2年連続中止へ コロナ収束見通せず

 秋田市竿燈まつり実行委員会は25日、臨時の役員会を開き、今夏の秋田竿燈まつりを中止する方針を決めた。中止は昨年に続き2年連続。4月下旬から市内を中心に新型コロナウイルスの感染が急拡大している状況を踏まえた。29日の臨時会で正式に決める。

 役員会は非公開で、14人が出席した。市は10日から受け付けている団体旅行の予約が例年の半数程度にとどまる見通しを説明。新型コロナの収束が見通せないことも踏まえ、全会一致で中止が決まったという。

 穂積志市長は「五穀豊穣(ほうじょう)を願う竿燈まつりから感染が広がれば汚名になる。現状では参加者の安全が確保できない」と説明した。

 市竿燈会の鈴木文明会長は「2年も中止になるとは思わなかった。昨年よりも状況は厳しく、中止はやむを得ない。技術や伝統の継承のため、何ができるか検討したい」と話した。

 4月27日の総会では、会場を従来の竿燈大通りから同市八橋運動公園に変更して実施する方針を示していた。

 竿燈まつりは青森ねぶた祭、仙台七夕まつりとともに東北三大祭りに数えられる。2019年は4日間で約131万人が訪れた。

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