山形の特産品、王冠にデザイン 「地産地消の店」新認定証

新しいデザインを説明する原教授

 山形市や市内の企業などでつくる市地産地消の店認定委員会は、認定証の新たなデザインを披露した。認定制度の創設から10年以上たっており、山形の食の魅力をPRするため、若者の柔軟な発想で幅広いジャンルの店に合うように刷新した。

 自然を連想させる緑色を背景に、「食材の王国」をテーマに王冠の縁取りや文字の多くに金色を配した。王冠の宝飾部分は山形県特産のサクランボ、おにぎり(コメ)、ラ・フランスになっている。

 若い感性に期待し、認定委員会が東北芸工大(山形市)のグラフィックデザイン学科にデザイン制作を依頼した。3、4年生23人が60以上の案を出し合い、最終的に認定委が4年伊藤秀平さんの作品に決めた。

 お披露目は5月21日に市役所であり、伊藤さんは学科長の原高史教授を通じ「山形の全ての食べ物が一級品。なじみのあるデザインになってほしい」と思いを寄せた。新デザインは店に渡す認定証、のぼり旗、看板に使われる。

 認定委は同日、「地産地消の店」に昨年認定された飲食店8店、宿泊施設1カ所に新デザインの認定証を交付。受け取った9カ所の代表者は「新型コロナウイルスが落ち着いたらアピールしたい」「身近な食材を再発見できる店にしたい」などと語った。

 認定制度は2010年に始まった。店の料理メニュー全体で、山形県村山地方の農産物を10品目以上使い、そのうち山形市産を5品目以上含むことが認定の条件となる。現在、100カ所が認定されている。

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