半田卯内(はんだ・うない)ー旧登米郡長(登米市)ー沼干拓 産業発展の礎に
平成の大合併で2005年、登米市に合併した旧中田町。町名の由来となった中田沼は干拓工事で姿を消し、現在は見渡す限り水田が広がる。その豊かな実りは当時の財政を潤し、鉄道や教育機関の充実など地域インフラの礎を築いた。
4年にわたる干拓工事を指揮したのが登米郡長だった半田卯内(1851~1937年)だ。…
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