ジオラマで炭鉱の町を再現 新庄に鉄道ギャラリー

かつての舟形駅周辺を再現したジオラマ

 山形県新庄市のJR新庄駅に併設する最上広域交流センター「ゆめりあ」に鉄道ギャラリーが設けられ、親子連れや鉄道ファンらを楽しませている。運営する最上広域市町村圏事務組合は、駅周辺のにぎわいにつながった鉄道を生かし、地域の魅力発信を目指す。

 ギャラリーは4月に開設され、約100点を展示。鉄道模型を使った人気のジオラマは山形新幹線「つばさ」が走る場面や、1960~62年ごろの奥羽線舟形駅周辺を再現している。列車の写真や記念ヘッドマークなども並ぶ。
 舟形駅のジオラマは山形県舟形町の商店経営沢内義明さん(72)が写真や記憶を基に、炭鉱があった町の様子を約4年かけて作り上げた。自ら設けた展示場を数年前に閉じた後は町内に保管していたが、ギャラリー開設に合わせ提供した。
 沢内さんは「素晴らしい場所に置いてもらった。同世代には懐かしさを感じてもらい、若い人には駅が欠かせない場所だったことを知ってほしい」と話す。
 新庄駅にはJR奥羽、陸羽東、陸羽西の3路線に加え、99年から山形新幹線が乗り入れた。周辺には築100年以上の赤れんが機関庫などが残り、事務組合は地域活性化に鉄道を活用したい考え。今後、新庄神室産業高(新庄市)の生徒と最上地域の8市町村にちなんだジオラマを作り、展示する予定だ。

関連タグ

河北新報のメルマガ登録はこちら
先頭に戻る