東北、聖火でつながる 宮城の3日間終了

東日本大震災で被災した沿岸部を走る聖火ランナー。右奥は震災遺構荒浜小=21日午後4時25分ごろ、仙台市若林区荒浜

 宮城県最終日の3日目となった東京五輪の聖火リレーは21日、岩沼市にある東日本大震災の慰霊公園「千年希望の丘」や仙台市若林区の震災遺構荒浜小など沿岸の被災地を巡った後、ゴールが設けられた宮城野区の市陸上競技場で東北の計15日間の全日程を終えた。

 聖火は津波で被災し、内陸部に移設された山元町のJR山下駅を出発。集団移転先として整備されたつばめの杜地区を走り抜けた。亘理町では被災後に再建された鳥の海温泉をスタートし、整備が進む荒浜漁港を通過した。

 千年希望の丘では、公園の建設に尽力した前岩沼市長の井口経明さん(75)が最初の走者としてトーチを掲げた。

 仙台市中心部のリレーは新型コロナウイルス対策で中止となり、ランナーは市陸上競技場を回った。最終走者は人気アイドルの八乙女光さん(30)らグループランナーが務め、聖火皿に点火して締めくくった。

 聖火リレーは静岡県に移動して23日に再開。山梨県を経て関東圏を回り、7月23日の開会式を迎える。

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