ワーケーション新幹線、10月臨時運行 山形県とJR東、旅客需要回復目指す

テーブルやアクリル板などが設置された「やまがたワーケーション新幹線」のイメージ(JR東日本仙台支社提供)

 山形県は23日、JR東日本と共同で山形新幹線のワーケーション専用車両を10月に臨時運行すると発表した。県によると、新幹線の1編成全てをワーケーション用で運行するのは初めて。新型コロナウイルス感染拡大で落ち込んだ旅客需要の回復に向け、首都圏からの交流人口の拡大や移住の促進を目指す。

 「やまがたワーケーション新幹線」の名称で10月1日に上野発新庄行きを予定し、県内の各駅に停車する。福島-新庄間で週末に運行するWi-Fi付きのリゾート車両「とれいゆつばさ」を活用し、テーブル付き畳座席にコンセントと感染予防用のアクリル板を設置する。常設の足湯やバーカウンターも利用できる。

 県内に到着後は各地のコワーキングスペースへの誘導に加え、対面もできるオンラインセミナーや音楽イベントなどの開催を計画。宿泊付きパック商品として近く販売を予定し、7月中に詳細を発表する。新型コロナの感染状況次第で企画の変更、中止もあり得る。

 県みらい企画創造部の小林剛也部長は「新幹線で移動そのものを楽しんでもらう価値を創出したい。山形の自然や農工業の技術と、首都圏のビジネスパーソンを結ぶきっかけにもなればいい」と狙いを語る。

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