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高橋 勝蔵(たかはし・かつぞう)―洋画家(亘理町)―米で絵画学んだ先駆者

 二つに割れたみずみずしいスイカとブドウの一粒一粒に、描き手の確かな目と技術が伝わる。亘理町出身の明治時代の洋画家高橋勝蔵(1860~1917年)の油絵「静物」だ。

 県美術館の学芸部長加野恵子さん(51)は「色、形、湿度、心地よさなど五感を刺激する腕の確かさと芸術性がある」と評価する。

 「近代洋画の…

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