旧若柳駅に運転士を常駐 平日も「くりでん知って」

子どもたちにくりでんの説明をする千田さん(中央)=2日、栗原市若柳

 宮城県栗原市のくりでんミュージアムは今月、旧くりはら田園鉄道若柳駅への運転士の常駐を始めた。乗車体験の受け入れや駅の常時開放のためで、2007年に廃線となったくりでんを広く知ってもらうのが狙い。

 栗原市からミュージアムの指定管理を受ける同市のNPO法人アズマーレが採用した。乗車体験と駅舎の開放はこれまで主に休日のイベント限定だった。

 常駐するのは登米市迫町の千田順一さん(48)。くりでんのイベントで長年ボランティアをしてきた経験があり、「現役のくりでんを知らない子どもたちに伝えたい」と意気込む。

 常駐が始まってから最初の校外学習の乗車体験が2日にあり、栗原市志波姫小の1年生53人が訪れた。千田さんが車両を出発させると、子どもたちは「動いた」「すごーい」などと歓声を上げた。

 くりでんミュージアムは、乗車体験の受け入れや車両維持、イベントの充実などを目的に「くりでんサポーターズ」を4月から募集している。

 21年度の年会費は個人4000円、法人8000円。年間パスポートのほか、名前入りの木札を館内に掲示する。年間パスポートのみは2500円。

 くりでんミュージアムの高橋尚史さん(32)は「新型コロナウイルス禍で来館者が減り収入も減ったので応援してほしい」と呼び掛ける。

 午前10時~午後5時。火曜休館。連絡先は同ミュージアム0228(24)7961。

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