感染再拡大、2指標で「警戒の目安」到達 仙台市「3月に近い数字」

 仙台市は8日、新型コロナウイルス感染再拡大の兆候をつかむ3指標のうち、実効再生産数、感染経路不明者数の2指標が「警戒の目安」に達したと明らかにした。市保健所の担当者は「3月に感染が急拡大した直前の状況に近い数字。警戒が必要だ」と指摘した。

 市によると、新規陽性者数を含めた3指標の状況はグラフの通り。

 実効再生産数は1人から何人に感染が広がるかを表す指標。6日までの9日間はいずれも1・0以上で、1・14から上下しながら1・53に上昇した。市は「1・0を超え、急激な上昇が連続」とする警戒の目安に達したとの認識を示した。

 感染経路不明者数は6月29日~7月2日に「1日4人以上が4日連続」の基準を満たし、4、6、7日も1日4人を上回った。直近は4日連続でないものの、市は目安に到達と判断した。新規陽性者数は「1日20人以上」に届かないが、市は「今後の感染拡大が心配される状況」と説明した。

 65歳以上の高齢者の接種状況は表の通り。

 1回目の接種率は74・9%、2回目は47・1%となった。1回目は前週の6月30日午後5時時点より1万3098人増加し、接種率は4・8ポイント上昇。2回目は前週の1・8倍に増え、接種率は20・8ポイント伸びた。

 市内の飲食店約7900店の従業員を対象としたPCR検査の結果も公表。6月末までに延べ1861店舗に計1万2721個の検査キットを送付し、5人の陽性が判明した。

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