立佞武多、2年越しの新作 五所川原で公開

立佞武多の新作公開

 青森県五所川原市の観光施設「立佞武多(たちねぷた)の館」で9日、新作の大型立佞武多「暫(しばらく)」が完成し、公開が始まった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で2年越しで制作が続けられていた。今夏も取りやめとなった祭りに代わり10月に開催予定のイベントに出陣する。

 歌舞伎「暫」の主人公「鎌倉権五郎景政」がモデルで、高さ23メートル、幅8メートル、奥行き10メートル。9日は、最後のパーツとなった頭部をクレーンでつり上げ、胴体と合体させた。内部の電灯がともると歌舞伎役者の勇ましい表情が浮かび上がった。

 昨夏の出陣を想定し2019年11月に制作を始めたが、祭りの中止が決まって昨年5月に中断。今年2月、作業を再開した。

 制作した市の技能技師鶴谷昭法さん(39)は「中断で気持ちが切れた時期もあったが、やっと完成できた。少しでも祭りの雰囲気を感じてほしい」と話した。

2年越しで完成した大型立佞武多「暫」
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