山形・七日町に商業施設ルルタス開所 「大沼」元テナントも入居

御殿堰(手前)と21日にオープンした「七日町ルルタス」=山形市七日町2丁目

 山形市中心部の七日町地区に21日、商業施設「七日町ルルタス」がオープンした。昨年1月に経営破綻した百貨店「大沼」の旧山形本店に近く、地元商店街からは「利便性が高まり、にぎわい創出につながる」と期待する声が上がった。

 施設は、そばの石積みの水路「御殿堰(ごてんぜき)」と一体化を図って造られた。鉄骨2階で、1階部分に青果と精肉、鮮魚を扱う3店が入る。うち2店は大沼の旧本店で営業していた。ほかに3区画あり、店舗数は今後増やしていく方針という。

 中心部活性化を目指す市の再開発事業を受け、フージャースコーポレーション(東京)が商業施設「セブンプラザ」跡地に鉄筋20階のマンション(144戸)を建設。回遊性を高め、定住人口を増やそうとルルタスを同時に整備した。

 初日は開店前に行列ができ、多くの客が訪れた。大沼で営業していた佐藤牛肉店の佐藤良太郎店長(51)は「当時はお客さまにあいさつもできず閉店してしまった。また地元の役に立てたらいい」と意気込む。

 立ち寄った山形市のパート白石克子さん(66)は「御殿堰が孤立しているようで、もったいないと思っていた。良い店がそろっておりまた来たい」と話した。

 オープンを地元もイベントで盛り上げる。七日町商店街など周辺の3商店街は23~25日、58店舗が参加するスタンプラリー「ぐるっと廻(まわ)って七日町」を実施。大沼の旧本店を所有する外郭団体「市都市振興公社」も22~25日、旧本店の軒先で「街なかマルシェ」を本年度初めて催す。

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