東京五輪のトップを切って21日、ソフトボール3試合が福島県営あづま球場(福島市)で無観客で開催された。球場周辺も人はまばらで、静かに幕を開けた異例の五輪。市内では「五輪の雰囲気が感じられない」「新型コロナウイルス感染を心配せずに済む」といった声が交錯した。
ソフトボールの日本-オーストラリアが始まった午前のあづま球場周辺。サイクリングがてらに訪れた福島県桑折町の会社員古山秀之さん(57)は、入場チケットを応募していた。「雰囲気だけでも味わおうと思って来てみたら、ヘリコプターの音が響くだけで寂しい」と拍子抜けした様子だった。
球場周辺には開催の意義を疑問視する人も。自営業国府田純さん(53)が営むカフェは、車両交通規制の影響で臨時休業となった。「会場の壁の向こうだけで完結している。この地域でやる意味があったのか」と首をかしげた。
近くの果物直売店には前日の20日、オランダの報道関係者が来店し、特産の桃の味を絶賛したという。経営する磯部健一さん(49)は「本来なら福島の魅力を伝える機会だった」と残念がった。
大会関係者用シャトルバスが発着するJR福島駅西口。21日はスタッフの姿だけで閑散としていた。福島市の大学生渋沢里佳さん(20)は「五輪が始まった感じがしない。話題にもならないし、盛り上がっていない」と話した。
福島市では、予定されていたパブリックビューイングなども中止となった。市東京五輪・パラリンピック市推進室の担当者は「世論は感染拡大の片棒を担ぐ五輪と捉えていると思う。復興五輪の理念は、コロナでかすんでしまった」と力なく語った。
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